社員インタビュー
- Q. 日々の業務内容、仕事の流れを教えてください。
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私は主に、建築現場での衛生、換気空調設備工事の現場管理を任されています。大まかな仕事の流れとしては、新しく建てる建物の設計図をもとに、配管を決めたりする打ち合わせを行います。打ち合わせで決まった部分を図面に起こして、それを現場で職人たちが施工していくという感じですね。
私たち野上設備は、衛生、換気空調設備工事が主な業務ですが、現場には他に、建築・電気・内装・躯体・土工業者など、業種別に沢山の人間が関わって仕事をしています。それぞれが自分たちの持場でしっかりと仕事をこなして、スケジュールに沿って現場が進行していきます。
うちは主に、新築のマンションを中心に仕事をしていますので、完成までの期間としては、約1年〜1年半くらいです。この業種に馴染みのない方は長いと思うかもしれないですが、昔は2年とかそれ以上かかっていたものが、今は色んな技術が進歩して、これでも大分早くなった方なんですよ。そういった意味では、建築現場も日々進化しているんですよね。 - Q. 仕事をする上で、心がけてることはありますか?
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やはり、人々が安全に快適に暮らすための設備工事ですから、何かあったら大変なのでね、当たり前のことですが緊張感と責任感を持って日々仕事をしています。それこそ、みなさんも記憶にあると思いますが、昔耐震偽装事件なんかがあったでしょう。あれから業界でも色んな事が見直されたり、現場の意識もだいぶ変わったと思うんです。あのような失敗をなくすための努力や、知識を得るための勉強を欠かさないという意識を持って仕事をしていますね。
ちなみにうちは未経験者も募集していますが、学ぶ気持ちがきちんとある人には、先輩社員がいちからしっかりと教えます。うちは社長も含めて、確かな技術を持ったベテラン社員が多いので、そういった意味では一流の技を盗めるチャンスというか(笑)、手に職をつけたいという人にはピッタリの環境だと思いますよ。
- Q. やりがいを感じる時はどんな時ですか?
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ものづくりの仕事に共通することだと思いますが、やはり建物が完成した時の達成感じゃないですかね。最初は当然、何も無いまっさらなところから始まりますから、1年を通してその現場が出来ていくのを見られるのは楽しいし、作業のルーティーンは同じかもしれないけど、現場によって出来上がるものはそれぞれ違いますから、そこは本当に面白いです。私はこの仕事についてもう20年ほど経つんですが、全く“飽きない“ってところが、この仕事の最大の魅力だなと思っています。
- Q. どんな人と働きたいですか?
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今はやはり若い人が減ってきてはいるので、若くて体力のある人に来てもらえたら嬉しいですけどね、でも基本的には、やる気と学ぶ気持ちがある人なら年齢関係なく大歓迎です。
設計図を作るCADの操作も、さっき難しそうですね〜なんて言われましたけど、全然そんな事ないというか、それこそ好きこそものの上手なれで、何事も「知りたい!」「できるようになりたい!」と思って手を動かしていたら、自然と上達していたりするじゃないですか。私もCADに関しては独学ですし、なので最初から難しそう…と思って諦めるんじゃなく、何事もとりあえず挑戦してほしいなと思います。
その為のサポートは会社でしっかりとしていきますし、こういった現場系の仕事に対する苦手意識や先入観なども取っ払って、話しを聞きにきてくれたら嬉しいですね。あとは個人的な意見ですが「設備は10年」。10年続けてやっと一人前というか、色々と見えてくるかなと思っているんです。長いと思う人もいるかもしれないですが、そこで知識や技術を一通り習得できれば、それが一生の仕事になる。何しろ、人々が当たり前に生活する上で欠かせない工事の技術ですから、身に付けておいて損はないと思いますよ。
うちの社風はざっくばらんですし、年に何回かみんなでバーベキューをしたり、社内の雰囲気はとても良いと思います。社長も人情味のある方だし、何しろ先代から続いている歴史ある会社なので、これから新しく仲間になってくれる人たちと共に、これからさらに会社を盛り上げていけたらなと思っています。